長時間歩くと痛む股関節の悩み

股関節の痛みでお困りの方からメールでお問い合わせをいただきました。

ご本人にはすでに返信させていただきましたが、同じようなお悩みをお持ちの方も多いので、解説を加えたうえで共有いたします。

右股関節が痛くなる原因

当院からの返信内容

こんにちは　ご質問いただきありがとうございます。股関節の痛みやうまくはまっていない感じがするなどの違和感を感じている方が多く来院されています。原因や対処法など参考になれば幸いです。

股関節が痛くなった場合に真っ先に思い浮かぶ「変形性股関節症」の心配があるのではないでしょうか。股関節痛は変形によって生じるもの以外にも様々な原因で引き起こされることがあります。その多くが長時間同じ姿勢でいることで起こる筋肉の緊張による関節の可動性減少や運動不足による血行不良などによって複合的に起こります。

長時間のデスクワークや運転、家事育児での不良姿勢は股関節痛を引き起こす原因になるので注意が必要です。

股関節痛の自宅で出来る対策

股関節の痛みを和らげる為にご自分で出来るケアはいくつもあり、ストレッチやマッサージをする事は効果的です。

股関節の痛みに関係する筋肉は大腿前面の大腿直筋、外側広筋、内側広筋、中間広筋の４つの筋肉からなる大腿四頭筋 。大腿後面のハムストリング。内転筋、縫工筋、梨状筋、大臀筋、小臀筋、腸腰筋と様々な筋肉の影響を受けます。


仰向けに寝て足の裏を床につけ、90°位曲げた状態で両膝を揃えて立て、痛くないところまでゆっくりと両膝を左右交互に倒すストレッチや、仰向けに寝て片方の膝を胸の方まで抱え込むストレッチが有効です。

また左右のバランスを崩さない為に痛みを感じていない方も同様にストレッチを行います。ストレッチの際は呼吸を止めずに、自分に合った無理のない回数でゆっくりと行うようにしてください。

ただしストレッチや体操マッサージを行う際には注意が必要です。強すぎたり、痛みを伴うストレッチやマッサージは逆効果です。また痛みが強い場合は早めに専門家に相談する事も大切です。

整体院での施術も股関節の痛みに効果があります。カイロプラクティックや整体などで筋肉や関節に外部から刺激を加える事によって早期の痛みの軽減や回復が期待できます。

日常での予防と注意点

股関節の痛みを予防するためには、日常生活での姿勢に気を付けることが重要です。

デスクワークや運転の際は定期的に休憩を取り、長時間同じ姿勢でいないことが望ましいです。適度なストレッチや運動を行い、股関節周りの筋肉の柔軟性を保つことが効果的です。

また、歩くときは股関節に負担をかけないよう背筋を伸ばして歩いたり、片足に重心をかけすぎない、少しでも痛い、違和感があると感じることがあれば無理をせずに休憩を入れましょう。

最後に

股関節の痛みは放置してしまうと徐々に悪化させてしまう可能性があります。

整形外科でMRIやレントゲンの画像診断では原因の特定はしてもらえても、治療が合わない場合もあります。

整体院での施術も股関節の痛みに効果を期待できます。

湘南カイロ鎌倉整体院では当院だけの特別な検査と施術技術で一人一人の症状に合わせた最適な施術を行います。最適な対応と継続的なケアでいつまでも健康な身体を維持しましょう。

肩のお悩みに関連するページのご案内

当院では部位ごとに症状別ページをまとめています。ぜひご覧になってみてください。

股関節痛に対する施術方針はこちらのページが参考になります。

当院であなたのお悩みに対応可能どうかを５秒で調べることができる症状検索ページもご活用ください。