膝（ひざ）痛

湘南カイロは１９８７年に茅ヶ崎で開院しました。
私自身も茅ヶ崎、鎌倉で１０年以上の臨床で
これまでもたくさんの患者さんを施述してきました。

膝痛でお困りのあなたのお悩みを解決するきっかけになればと思い、
当院の膝痛への考えと治療方針について書いてりますので、
よろしければ、是非お読みください。

毎日休む事なく働く『あし』

立つ。歩く。階段の昇り降り。しゃがむ。イスから立ち上がる。
毎日の生活の中で殆どの動作が『あし』に負担をかけています。

その『あし』の中で大切な動きをしている場所が『膝』です。
曲げたり、伸ばしたり、踏ん張ったり、殆どの動作で『膝』は使われます。

そんな頻繁に使われている『膝』が・・・突然・・・

そうなってしまってお困りではないでしょうか？

痛みがあると普段の生活で困ってしまうのはもちろんですが、
スポーツや趣味、愉しく外出も出来なくなってしまいます。

本当に膝痛の原因？

これらは病院やテレビ、雑誌で良く言われる膝痛の原因です。
しかし、これらが本当に膝痛の原因になっているのでしょうか？

・高齢の方でも元気に登山やスポーツ、旅行を愉しんでいる方々はたくさんいます。

・毎日練習や試合をするプロスポーツ選手でも膝が痛くなってしまう選手もいます。

・１００キロを超えるお相撲さんやプロレスラーはみなさん膝痛持ちでしょうか？

 

膝痛の原因と言われているものが、必ずしも本当の理由になっている
とは限らず、他の原因で膝痛を起こしている場合もあるのです。

 

膝痛の原因は？

膝の関節は太ももと脛の筋肉を使って動かしています。
そして、その筋肉が膝のお皿についています。
膝のお皿の周りに痛みがある場合は、ももの筋肉と
すねの筋肉に問題があることが多いです。

症状のある筋肉は硬く盛り上がり、筋肉自体の動きも悪くなってしまうので、
血流が悪くなってしまい、疲労物質を排泄できなくなる為、
また更に筋肉の動きが悪くなるという悪循環になっていってしまいます。

症状のある筋肉というのはパンパンに突っ張っていて、
柔軟性も弾力もなく、力が入りづらくなってしまいます。

例えば、１日中歩き回ったり、長い距離を走ったりした時、
筋肉痛になったり、脚が棒のようになってしまって、
力が入りにくくなったり、突然、カクッと力が抜けたようになって
しまう経験をした事はありませんか？

筋肉は疲れてくると力が入らなくなってしまいます。

長時間、力こぶを作ったままの状態で我慢するイメージをしてみて下さい。
ずっと力を入れたまま力こぶを作り続ければ当然疲れてしまいますよね？

持ち上げられる重さや使っていられる時間は
人によって違いは出ますが、この現象はどんな人にも現れます。
プロスポーツ選手のように毎日鍛えている人でも、
ボディビルダーのような すごい筋肉の人でも必ずです。

湘南カイロの考える膝痛の原因と治療方針

『膝関節』は

・「大腿骨（太ももの骨）」
・「脛骨（脛の骨）」
・「膝蓋骨（お皿）」

の３つの骨から出来ている関節です。

太もも、スネやふくらはぎなどの筋肉や靭帯が
その３つの骨に付着していて、膝の曲げ伸ばししています。

膝の痛みには膝関節の動きや膝関節周辺の筋肉、
靭帯の柔軟性はもちろん関係しますが、その他にも
太ももの筋肉が付着する股関節や骨盤。

膝の筋肉などに命令を出す神経を正常に働けるようにする為に
背骨も大きく関係してきます。

 

骨盤は私たちの身体の土台です。

骨盤から股関節がはじまり、太ももの筋肉も骨盤に付いています。
そのため 骨盤の歪みは脚の症状に大きく影響します。

 

そしてもう一つ大切なのは
腰椎（背骨の下から５つ目の腰の関節）です。

膝周辺の筋肉に命令を出している神経は腰椎の間から出ています。
その為、骨盤や腰の背骨の関節の動きが悪くなると、
膝へ命令を出している神経の働きが悪くなってしまう為、
痛みやしびれなどの症状が膝に現れてしまいます。

 

また、骨盤や背骨の歪みの改善は、症状の改善だけでなく
健康維持や再発防止をするためにもとても大切な関節です。

膝痛で来院された患者さんの声

 

膝痛で当院に来院された患者さんから感想をいただいています。
膝痛でお困りのあなたの参考になれば幸いです。

 

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