母子の産後のケア
◯あなたの産後のケアと大切な赤ちゃんへ
妊娠から出産までの期間で広がった骨盤が、
産後は元の状態に戻っていきます。
出産までにかかるのが大体10ヶ月
産後の骨盤も同じ期間を使ってゆっくりと元の状態へ戻っていきます。
妊娠中は周りから、妊婦だからと気を使われたり、
どんどん大きくなるお腹を周りから心配されたり、
あなた自身も赤ちゃんの為にと、
体にいい事をしていたのではないかと思います。
しかし、産後はそうは行きません。
最初の1ヶ月くらいは入院や里帰りなどで
少しゆっくりさせてもらえるかもしれませんが、
それ以降は赤ちゃんの事で精一杯で自分の事まで
頭が回らなくなってしまします。
・片足重心や無理な体勢での抱っこや授乳
・夜中の授乳による睡眠不足
・隣に赤ちゃんが寝ているため寝返りがうてない
・不安定な骨盤での立ち仕事
・育児に対する不安
など、どうしてもやってしまう動作や、
やらなくてはならない状況が増えてきます。
そして、産後は赤ちゃんの事に追われて、赤ちゃん優先になってしまい、
あなたの体調管理に気を使っている余裕などなくなってしまいがちです。
しかし、この時期にしっかりと骨盤など身体のバランスを整えておかないと
「産後のひだち」が悪くなってしまう可能性があります。
その結果、歳月が経過した後、体調を崩してしまったり、
更年期障害に似た症状や更年期障害になってしまう可能性もでてきます。
産後に腰痛や股関節の痛みが現れたり、
骨盤の不安定感を訴える方もいらっしゃいます。
骨盤が左右均等に元に戻るようにしたり、
産前の体系に戻る様、関節や筋肉を整えたりします。
妻にも定期的に治療を受けてもらう様にしています。
◯赤ちゃんのケア
出産はあなたにとって大仕事だったと思いますが、
赤ちゃんにとっても大仕事です。
狭い産道をねじれながら一生懸命出てくる訳ですから、
赤ちゃんの身体にも大きな負担がかかります。
その負担は赤ちゃんの頭蓋骨や背骨に歪みを作るには十分なストレスです。
その結果、出産時に赤ちゃんにも歪みを作ってしまう可能性があります。
歪みをそのままにしておくと、骨や筋肉の成長がアンバランスになり
内臓の働きや免疫機能に影響をあたえます。
・アレルギー
・便秘
・下痢
・多動
・発達障害
などの症状を引き起こす可能性さえあります。
赤ちゃんの関節はまだ完成されていなく非常に柔軟性がある為
なるべく早い時期に治療を受けると、より効果が出やすく、
大人と違い、少しの治療で関節などを整える事が出来ます。
便秘や股関節、骨盤の治療など息子にも定期的に治療しています。
赤ちゃんの治療は時間も短時間で済む為、
お母さんと一緒に治療する方々もいます。
母子ともにいつまでも元気でいられるように
家族の健康をサポートしていきます。